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恋夜【ren-ya】 ~第二十三章~
とある週末の夜、急に降り出した雨に戸惑い、カフェの軒先で途方に暮れていると、思いがけなく目の前に傘を差し出してくれた優しい女の子…。
それが、るなだった。
パッと見は今時の女の子なのだが、話してみると、おっとりとしていて実に可愛らしい。
傘のお礼にディナーをご馳走すると、すぐに意気投合してしまい、男と女の深い関係になるまでに、さほど時間は掛からなかったのである。
服の上からでは分らなかったが、脱がせてみると、スレンダーな体からは想像もつかない、隆起を帯びた肉感的な体が現れ、嬉しい誤算につい、ほくそ笑む私がいる。
少し触れただけなのに、みるみるうちに潤いを帯びてくる唇と蜜壺…。
感度もすこぶる素晴しい女の子だ。
そして、さらに驚かされてしまうのは、彼女のエロさ、そして貪欲さである。
おっとりとした癒し系の話し方からは、まるで想像がつかなかったのだが、こちらが何度も喜ばせ、満足させた上で果てようとも、何度も、もっと欲しいとばかりに求めてくるのであった。
その限りなき欲求は、お互いに思いっきり求め合い、深い眠りに落ちて、目を覚ました翌朝になっても終ることがなく、朝日を浴びながら愛し合うことになるのであった…。
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